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地域が稼ぐ観光

 地域が自分たちで稼ぎ、

自治体に頼らずに自立していくには何が重要なのか。

 

博報堂出身の大羽氏が

株式会社未来づくりカンパニーとして、

どのように地域にかかわり、

チャレンジを続けてきたのか。

 

その足跡をたどることで、

地域で何かチャレンジしていきたい方にとって

必ずやヒントになるであろう。

 

 

地域が稼ぐ観光 (Business Books)

地域が稼ぐ観光 (Business Books)

  • 作者:大羽昭仁
  • 発売日: 2018/10/11
  • メディア: 単行本
 

 

 

タイトルの通り

観光をテーマに、地域が自分で稼ぐことを考えている。

 

大事なことは「稼ぐ」という目的を

見失わないことであろう。

 

目次

 

良くある間違い

 

観光のゴールの、

良くある間違いの例として、

観光地までの道さえ整えば、

きっと観光客は来るはずだという幻想である。

 

インフラが整えば来るのかという問題でもないし、

下手すると、日帰りしやすくなることで、

地域にお金が落ちないことも普通に考えられる。

 

訪問客数ではなく、

いくらお金が落ちているかを目的としなければ、

お客が来ても、地域が豊かにならない。

 

良くある間違いの例として、

地域のマラソンイベントが紹介されている。

 

ラソンイベントに来る、

地域外の参加者は、大会のコンディション整えのため、

前日は飲み食いすることは少ない。

地域を刊行することが目的ではないため、

参加者が多くても、地域が潤うということは少ない。

 

運営費は税金から補填され、

イベントの運営ノウハウがないので、外部業者へ委託

ラソン当日は、コース付近を閉鎖するため、

周辺店舗の売り上げは減少。

役所や商工会議所主体で開催しているので、職員は総動員。

 

結局、誰が誰のために開催しているイベントなのか。

「とりあえず、今年は数百人の参加者を動員出来ました」

という自己満足で終わってしまう。

 

目指すべき地域が稼ぐ観光

地域の持続性を目的とするのであれば、

動員人数ではなく、売上・利益を指標としなければならない。

 

自治体主導になると、

売上、利益の数字を確認することができないので、

人数を数えるぐらいしかできない。

 

企業体を構え、

売上、コスト、利益を見えるようにすることで

はじめてスタートラインに立てる。

 

 

観光プログラムの作り方

現在では、

インターネット、スマホ

検索技術の発達などにより、

自分と同じ価値観を持つコミュニティを探しやすく、

作りやすくなった。

 

同じ価値観、ライフスタイルをもったコミュニティを、

「トライブ」とよぶ。もともとは種族という意味。

 

SNSを通じて、

細かいコミュニティが形成されやすくなっている中で、

コミュニティ単位で、

いかにファンを増やし、行動してもらえるかが注目されている。

 

そのために、

思わず人に伝えたくなるような、

地域の観光体験をプログラム化していくことが重要

 

特に大事なのは、

なにかひとつでも「忘れられない体験」を持ち帰ってもらうこと。

 

観光体験がシェアされることで、

同じコミュニティへ情報発信・共有される。

さらにファンが増えていくという図式である。

 

観光プログラムは、

地域内部の人、地域の外の人と合わせ、

合同でのワークショップ形式で生み出していく。

 

お互いの視点、価値観で

より良い体験型の観光プログラムが生まれる可能性がある。

 

地域の中の観光資源やネタと

地域外部の人の価値観やモチベーションが掛け合わさることで、

新しいアウトプットが生まれてくる。

 

イデアとして出た観光プログラムは、

どれくらいのひとに刺さるのかを調査し、

ニーズを確認したうえで、事業計画へ落としていく。

 

例えば、

プログラムへの参加者は、スタートが〇名なので、

売上は〇円が予測される。

コスト、利益の算出と、損益分岐点をどこに置くかなど。

 

実際に、かすみがうらライドクエストは、

ワークショップからアイデアが生まれ、

需要調査をしながら、観光体験プログラムを事業計画化した。

 

事業として自立して運営していくための法人化し、

スタートしていったのである。

 

書籍では、かすみがうらライドクエストや、

信州未来づくりカンパニー、

様々な事例が紹介されているので、

詳細はそちらをご覧になってほしい。

 

まとめ

自分で稼ぐ地域を実現するには、

人数ではなく売上、利益で数字を見なければならない。

 

コミュニティは細分化され、

体験をシェアする文化となっている。

ファンを増やすような体験型の観光プログラムを作っていくべき

 

そのために、地域内外の人で、

イデアの洗い出しをする。

 

地域が稼いでいけるか、

プログラムのニーズを調査したうえで、

事業計画に落としていく。

 

運営を続けていくための法人を用意し、

ファンを形成、醸成していくことを繰り返していく。