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ハーバード・ビジネス・レビュー2021年5月号

 せっかくハーバードビジネスレビューを購読する機会があったので、

レビューしていきたいと思います。

 

今回のテーマは、「競争と協調」です。

 

競合のライバル会社と、

戦い続けるか協力関係を結ぶかといった

ジレンマとどう付き合っていくのかの特集となっており、

経営戦略に携わるビジネスマンにとっては、

一読してほしい内容である。

 

レビューとしては

気になる記事をピックアップして紹介する。

 

 

 

 目次

 

KDDI社へのインタビュー

KDDI社は、ソフトバンク社と5G JAPANを立ち上げ、

基地局投資において協調している。

 

通信業界だけでなく、どの業界でも同じ図式が起きているが、

競争するための体力を残すため、一部の領域で協調している。

 

新規参入の他業態の企業によって、

業界内の勢力図自体がひっくり返ってしまうくらいであれば、

ライバル会社と協調しながら道を探すのが良い

という、ジレンマに対するひとつの解なのかもしれない。

 

コーペティションの検討

競争の関係にありながら、

何らかの理由により協調する関係を、

2語を合わせ、コーペティションと呼ぶ。

 

 

コーペティションの検討は、社内で意見が分かれる。

競合他社と協調体制を築くべきかどうかを判断するのに

有効なフレームワークを紹介する。

 

まず、協調しなかった場合を分析する。

 

例えば、相手の会社との協調を断った場合、

他の第三者と手を組むかもしれない。

その場合に、自社の優位性を保てるのか、

それとも、さらに不利な状況が作られるのか。

 

つぎに、協調した場合を分析する。

 

協調した場合にリスクとして考えることは、

自社のオリジナリティや強みが他社に流出してしまうことだ。

 

リスクの大きさを次の4パターンのどれに該当するかで、

コーペティションすべきかを推し量るのが良い。

 

①両社で新しい取組みについて協調し、お互いが付加価値を生む

 お互いにゼロから今までない取り組みをつくるため、

 両社の強みやオリジナリティが情報流出する恐れは少ない。

 

②両社の技術を共有することで、共通するライバルに対抗する

 共通のライバルたちの脅威がどれほど大きいかが論点

 また、協調することで、協調相手のメリットになることが多くなり、

 さらに現在以上の競争力の差を作られてしまわないかが論点

 

③優位性の高い1社の、優位性補完のために、他社が協調する

 自社が協調しなければ、他のライバルと容易に協調してしまう。

 自社が得られるメリットよりも、

 相手が得られるメリットのほうが大きいとわかっていても、

 協調しないことのデメリットが目についてしまうケースである。 

 

 わかりやすい例は、ECサイトへの出店だろう。

 出店者は、ECサイトの魅力を強化するために、

 より多くの出店者が参画し、消費者のニーズを満たしている。

 一方、出店者は、そのプラットフォームに参画しなければ、

 自分たちのビジネスチャンスが、他の類似出店者に奪われてしまうのである。

 

④片方の顧客基盤に食い込もうとし、双方にリスクがあるうえで、

 自社の強みやオリジナリティを提供する。

 

 競争の色合いの強いものとなっている。

 自社の強みやオリジナリティを提供することと引き換えに、

 相手の顧客基盤を奪おうとすることが目的である。

 

 提供する側は、強みやオリジナリティを解析できないようにするか、

 もしくは、中身を暴かれても、追随を許さない圧倒性を持つかが重要となる。

 

 顧客基盤を晒す側としては、

 自社の顧客が、相手側に流れない仕組みを作ること、

 

 また、相手側から享受した技術を、自社に取り込み、

 さらなるステージへと成長することがポイントとなってくるだろう。

 

 

リーダーとして聴く技術

「聴く」という技術はとても重要である。

しかし、ポジションが上がるにつれ、

「自分のほうが知っている」という感覚に惑わされ、

大事な情報を聞き取ることが出来なくなってくる。

 

本文において、7つのヒントが紹介されている。

具体的にどうすればよいかは、

地震の環境と照らし合わせながら考えるのが良いだろう。

 

  1. メンバーがリーダーに意見することが出来る文化を作る。
  2. 役職や職責で社員に畏怖させないことをモットーとする
  3. 悪い知らせを共有しても構わない風土をつくる
  4. 悪い報告はメールでも報告してもらうよう早く察知できる仕組みづくり
  5. 過去の達成を聞いたうえで、近い未来に達成したいことを聞く
  6. 相手が話している内容にどう対応するか画策しようとしないこと
  7. 相手から積極的に意見を求める