企業や自治体にブランド力は必要だ。
ただひとことにブランドといっても、
具体的に何を意味するのか、
また、ブランドを強くしたときのメリットは何なのか。
この本を読みながら、
ブランドについて、初めの一歩を踏み出していこう。
ブランドとは、付加価値であり、
お客様から選ばれるための魅力である。
マーケティングが、
企業からお客様に発信する活動であるとしたら、
ブランディングは、
お客様から企業に対し好意を持ってもらうことを目指す。
ブランド構築はどうすればいいのだろうか。
大事なポイントは、
「その企業にしかできないことにチャレンジすること」だ。
企業のミッションを掲げ、
チャレンジし続けることが、
ブランド力の強化につながっていく。
また、企業がブランド構築に向け、
ひとつの目的にチャレンジすることで、
社員に対する良い影響もある。
ブランドを構築することで、
お客様にファンになっていただくことはもちろん、
社員からも、ファンになってもらうことが出来る。
例えばであるが、
ディズニーランドのキャストや、
スターバックスの店員など、
従業員はブランドへの熱狂的なファンだといえる。
最後に、当書籍の本題でもある、
地域のブランディングについて、
少し考えてみよう。
地域ブランディングには、
推進していくリーダーや、
経験深いコンサルタントがいないことが課題だ。
だれが中心になって進めていくのか、
ミッションは何なのかは
地域ブランディングではブレやすい。
一番重要なことは、
地域のメンバーと同じ方向に向かって進むことである。
ミッションを掲げ、
地域ブランディングにむかって、
絶え間ない活動を続けていく。
活動を続けていく中で、
一緒に目指していく仲間を増やしていく。
この書籍は、
地域マーケティングの入り口でもあるので、
もし興味がわいたら、
他の書籍もぜひ参考にしていただきたい。
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