3分で要約!ビジネス書籍

たった3分で日々のビジネスが劇的に変わる!

ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

ジム・コリンズ氏の

ビジョナリーカンパニーの

集大成とも言える書籍が出版されました。

 

約600ページにもわたる

骨太な内容となっています。

 

出来る限りの要約としているが、

だいぶ長い内容となっていることを容赦いただきたい。

 

では、偉大で永続的な企業になるためには、

何が必要なのかを一緒に学んでいこう。

 

 

 

目次

 

 

人材

偉大な企業を作り上げるのに、

何よりも最初で、大事で、

失敗してはならないものは、

「人を選ぶこと」である。

正しい人材がいなければ、

偉大な企業を作ることはできない。

 

企業の重要なポストには、

正しい人材が配置されていなければならない。

正しい人材が座ってるかどうかは、

次のことから判別できる。

  • その人物のせいで、ほかの人材が辞め始めてはいないか
  • 企業のコアバリューに反する行動をとっていないか
  • 成功は他者の要因だと、失敗は自分の責任だと考えているか
  • 仕事を単なる業務ではなく、「責任」とみているか

 

また、偉大な企業をつくるためには、

頼りあう文化をつくることが必要だ。

 

仲間が自分の助けを必要としている、

そして仲間をがっかりさせてはいけないと、

みんなが理解しているという文化を醸成することだ。

 

それにより、私たちは最大限の努力を出し切ろうとし、

「やりがいのある仕事」を社員に与えることができる。

 

リーダーシップ・スタイル

リーダーには共通してみられる

7つのリーダーシップ要素がある。

  1. 誠実さ
  2. 決断力
  3. 集中力
  4. 人間味
  5. 対人スキル
  6. コミュニケーション能力
  7. 常に前進する姿勢
誠実さ

誠実さとは、

会社のビジョンを実践し、

社員に信念を伝え、自分が手本になるよう、

言行一致で行動することだ。

 

決断力

決断力とは、

冷静な分析と直感によって、判断を下すこと。

ただし、独裁的には判断せず、

意見の相違を歓迎し、最終判断を下す必要がある。

もし、時間が限られていたり、別の事情がある場合は、

独裁的に意思決定する場合があるが、

その場合は先に、正直にメンバーに伝えなければならない。

 

集中力

集中力とは、

優先事項を最小とし、専念することだ。

限られた時間を管理し、

どのように時間を使うべきかを判断し、

それが完了するまでは、1つのことに集中するのだ。

 

人間味

人間味とは、

社員だけに限らず、ほかの関係者とも良好な関係性を築く。

壁を作ってはならない。

話しかけやすい存在となることで、

現場で何が起きているかを把握できるようにする。

注意すべきことは、現場を把握するのは、

相手をコントロールすることが目的ではない。

抑圧的な管理は、委縮した社員ばかりを生み出してしまう。

 

対人スキル

対人スキルとは、

フィードバックを与えるということだ。

そして特に、肯定的なフィードバックが重要である。

ポジティブなフィードバックを伝え、

相手にはさらなる高い基準を与えることで、

より高いパフォーマンスを自然と出してもらうのである。

また、もし批判的なフィードバックをする場合は、

リーダーが教師として、メンターとして、

相手の成長につながるよう、寄り添うことが重要だ。

 

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力とは、

相手や場合によって、適切にメッセージを伝えることだ。

例えば、会社のビジョンや戦略であれば、

具体的なイメージや、たとえ話などで分かりやすく伝える。

不都合な問題は体裁を取り繕うのではなく、

正直に誠実に伝える。

リーダーは、自分自身がコミュニケーションをとるだけではなく、

組織全体でコミュニケーションが活性化されるよう、

相手に共有やメッセージを発信する仕組みを作るのが良い。

 

常に前進する姿勢

常に前進する姿勢とは、

勤勉に日々向上しようと努力を続けること。

そして、常にエネルギッシュで変化を受け入れること。

楽観的でもあり、かつ粘り強く前進する心構え。

そして、誰かのために突き進むという信念のもと、

会社・社員とともに前進するのだという決心をもつことである。

 

ビジョン

持続的で偉大な企業を作るならビジョンは必要だ。

ビジョンによって、一握りの中心人物に依存した企業体制から脱却できる。

 

ビジョンは、

「コアバリューと理念」、

「パーパス(存在意義)」、

「ミッション」の3つの要素から構成される。

 

コアバリューと理念とは、

会社にて絶対順守されるべき原則であり、哲学でもある。

山登りに例えるならば、

なぜ山を登るのか、そのポリシーに該当する。

 

パーパス(存在意義)とは、

会社が存在する根本的な理由であり、

到達することができない、あなたを導く案内星のようなものである。

自分たちの事業がなぜ行われているのか、

「なぜ」を繰り返して自問自答し続けると

パーパスは見つかりやすい。

 

ミッションとは、

その時々に上っている山々であり、

頂上に上ったときに、また、案内星に導かれて、

次に登るべき山を選ぶということである。

その山は決して低いものではない。

社運を賭けた大胆な目標(BHAGと呼ぶ)である。

 

 

偉大な企業を作る4つの段階

本書の要ともいえる、

偉大な企業を作るための4段階である。

 

  1. 規律ある人材
  2. 規律ある思考
  3. 規律ある行動
  4. 永続する組織

 

規律ある人材

規律ある人材とは、

個人の謙虚さと職業人の意志の強さを兼ね備えた

経営者を醸成すること。

そして、正しい人をバスに乗せることである。

 

規律ある思考

規律ある思考とは、

強みを生かすためのAND思考ができること。

自社の厳しい現実を直視できること。

そして、自分たちが情熱を持てる、世界一になれる、経済的合理性があるという

3つの円に合致した意思決定ができることである。

 

規律ある行動

規律ある行動とは、

弾み車を回転させるように事業に勢いをつけ続けること。

パフォーマンス基準を設定し、一切妥協せず一貫性をもって達成しづづけること。

そして、小さいアイデアを検証してから、大きくチャレンジするということである。

 

永続する組織を作る

永続する組織を作るとは、

企業が成長を止め、衰退してしまわないよう、常に環境の劇的変化を想定すること。

偉大なリーダーに依存せず、組織の力で成長できるよう仕組化すること。

そして、進歩に向けた新しいBHAGを設定していくことである。

 

戦略

戦略とはビジョンの次に検討されるものである。

ビジョンの中のミッションを確認したら、

まずは内部環境評価として自社の能力をチェックする。

強み・弱みは何か。

リソースは何を持っているか。

イノベーションと新しいアイデアは備えているか。

 

次に外部環境を評価する。

フレームワークでいえば、

3CやPEST、5Forceなどで評価するのが良いだろう。

 

内部環境、外部環境を評価したら、

製品、顧客、キャッシュフロー、人材/組織、インフラ等の

カテゴリーについて、それぞれどういう戦略を立てるか検討する。

その戦略は、どこで大きな賭けに出るか、

どうやって自社の側面を守るか、

どうやって勝利から最大の効果を引き出すのかに回答することでもある。

 

 

イノベーション

企業の持続的な成長には、

イノベーションを生み続ける能力が不可欠である。

難しいのは、創業者への依存を脱却し、

企業としてイノベーションが続く企業になることである。

 

そのためには、

どこで生まれたアイデアでも受容し、

自ら顧客となった目線で、

実験と失敗を繰り返す。

社員自体がクリエイティブとなる環境を用意し、

組織の自律化し、分権化を促す。

そして、クリエイティブな成果へ報酬を認める制度を用意する。

 

戦術の遂行

素晴らしいミッション、コンセプトのもとに、

その反面、質の低い戦術が実行されると、

企業はたちまち、危機に追いやられてしまう。

 

質の高い戦術が実行されていくには、

5つの条件がある。

  • やるべきことが明確であること
  • 仕事に適したスキルがあること
  • 社員に自由とサポートが認められていること
  • 努力が認められること
  • 社員自身のが仕事の重要性を理解すること

特に仕事の重要性の理解については、

その仕事が会社のビジョンと結びつき、

そして、ビジョンが会社に根付いていれば、

社員は自分の仕事の重要性を心で理解することができる。