モチベーション革命

我々若者世代は、

何をモチベーションに生きていけばよいのか。

 

日々の仕事で、何を生きがいにしてるのか、

無駄に残業ばかりが増えて、

上司とのコミュニケーションも一方的。

 

会社の飲み会もしかり

 

 

なぜ我々はここまで苦しい生きづらさを

感じなければならないのか。

 

本書を通して、ヒントが見つかれば幸いだ。

 

 

目次

 

「乾けない世代」とは

いまは何でもある時代であり、やりたいことがない。

「乾けない世代」とは、「飢え」がない世代。

「やる気が出ない」がキーワードでもあるだろう。

 

昔の、自己成長と社会貢献が連動していた、

いわゆる「乾いている世代」と比べ、

我々の世代は、「自分の時間」を一番大事にしている。

 

不要な理由で残業になることほど不幸なことはないですね

 

 

世代ごとに価値観が異なるが故、

モチベーションの理由も変わってきます。

 

心理学の世界では、

幸せ(の価値観)は5種類あると、

一説で言われています。

 

快楽、没頭、良好な人間関係、(働くことへの)意味合い、達成の5つです。

昔の「乾いている世代」は、快楽や達成を大事にしていたといえるでしょう。

 

逆に、我々世代は、没頭、良好な人間関係、意味合い

ポイントになってくるでしょう。

 

「乾けない世代」のモチベーション

いまは何でもモノは充実しています。

 

我々は、モノではない、潜在的な欲求が大きくなってきました。

いわゆる、「コト消費」です。

 

さきほどのとおり、我々は残業するほど暇ではありません。

 

自分自身の、「好き」を探す時間を増やし、

突き詰めていくことが、モチベーション維持のカギになっていきます。

 

 

「乾けない世代」の最強のチーム

今の時代は、VUCAの時代だと言われています。

V(変動が大きく)

U(不確実で)

C(複雑なもので)

A(曖昧)な時代です。

 

VUCAの時代に成長し続けていくためには、

現場の変化に、柔軟に早く適応できる組織が必要です。

 

それは、自分たちの強み弱みを把握し、

適切に組み合わせることで対応していくチームです。

 

本書では、ストレングスファインダーを使い、

自分の強みを発見することをお勧めしています。

 

ちなみに、ストレングスファインダーは、

過去の記事でも紹介しています。

biz-book-review.hatenablog.com

 

また、自分の好きなものをマインドマップにするという、

齋藤隆さんの偏愛マップというのも紹介されています。

(こちらは、機会があれば読んでみたいです)

 

お互いの強み弱み、好きなものを共有しながら、

お互いの信頼関係を強めていきます。

 

そして、あなたのチームが、本当にチームとして信頼しあい、

うまく機能しているのかどうか、確かめる質問も紹介しておきます。

たった一つの質問に答えるだけで分かります。

「あなたのマネージャーは、あなたのことを”人”として見ているか」

 

チームの強みと弱みをかけあわせて、

最強のチームを作っていきましょう。

 

われわれは、好きなことに没頭でき、

仲間との人間関係を大事にし、

働くことへの意味合いを大事にする世代です。

われわれに合った生き方、チームの作り方をするべきなのです。