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ファシリテーションの教科書

ビジネスの現場において、

問題解決や意思決定を目的として、

議論をうまく進め、纏めていくことが必要である。

 

それは一般的に、ファシリテーションと呼ばれます。

 

しかし、ファシリテーションは、

どのように進めていけばよいのでしょうか?

 

どう進めたら正解なのか、なかなか分かりません。

 

 

 

いざ会議の進行役になったら、

独裁者のように進めてしまったり、

参加者が言いたい放題でまとまらず、

何も決まらなかったりなど、

失敗と思われる会議は山ほどあっても、

正解といえる進め方を学ぶことは少ないです。

 

この会議何なんだろう?と思うことありませんか?

 

グロービスでは、

企業のリーダーを育てるための一つとして、

ファシリテーションの教科書を発刊し、

網羅的にわかりやすい内容で説明してくれています。

 

明日からのファシリテーションの役に立つよう

さっそく見てみましょう。

 

 

 

 

目次

 

ファシリテーションとは

ファシリテーションは何のためにあるのでしょうか?

部下や関係者の、課題解決への意欲を高め、

腹落ち感を作るために必要です。

 

メンバーに腹落ち感を作ることで、

組織が問題解決したり、意思決定したりする力を高め、

イノベーションを生み出していくことが出来ます。

 

 

ファシリテーションスキルの構成要素

ファシリテーションに必要なのは、

仕込みのスキルとさばきのスキル

 

仕込みのスキルは、議論を事前に準備し、

本来案るべき議論の姿をイメージするためのスキル。

 

さばきのスキルは、一つ一つの参加者の発言に対し、

原理原則に基づいて向き合い、対応するためのスキル。

 

 

また、ふたつのスキルを支えるベースとして、

問題解決のための思考力や、

相手の話を論理的に、構造的に理解する力が

ファシリテーターには求められます。

 

そして、マインドとして、

メンバーの意欲や能力、知恵を信頼し、

相手の可能性を信じる姿勢が前提として必要です。

 

では、仕込みとさばきのスキルについて、

詳細を見ていきましょう。

 

仕込みのスキル

仕込みのスキルは、

議論を出発点から到達点に正しく進んでいくためのスキルです。

議論は、4つのステップに分かれて進んでいく。

「場の目的共有・合意」、「アクション理由の共有・合意」、

「アクションの選択・合意」、「実行プラン・コミットの確認共有」

の4ステップである。

 

参加者の立場や理解度によって、

論点がズレてしまう可能性があるので、

ファシリテーターが論点を広げ、絞り込み、深めるため、

事前に自分なりに論点の地図を持っておくことが必要だ。

 

 

さばきのスキル

さばきのスキルについても、

4つのステップがある。

「発言を引き出す」、「発言を理解し、共有する」、

「議論を方向付ける」、「結論付ける」

の4ステップである。

 

参加者にうまく発言してもらい、

議論をうまく活性化させるにはさばきのスキルは重要だ。

 

参加者が発言しやすいよう刺激を与え、

相手の発言を受け止め、共有する。

 

発現が活性化していったら、

議論を広げ、深め、時には一旦止め、纏めていく。

 

議論を着地させていくため、結論付けていき、

次のアクションへとつなげていく。

 

勿論、上記はさばきの基本動作であり、

議論を進めるうえで、参加者の対立関係が発生する場合もある。

 

対立が発生してしまうのは、

おおくは、参加者同士で認識している情報が異なっていたり、

同じ情報を持っていたとしても、

気にしているポイントが異なることで対立関係が発生してしまう。

 

ファシリテーションでは、

双方の認識がどう異なっているのか、

着目点がどう異なっているのかを整理し、

判断基準をみんなで当てはめて解決策を検討していくのが定石である。

 

 

また、最後に、

ファシリテーションは論理的な考えだけでは進めない。

感情というものも無視はできない。

 

議論の初期段階では、

安心感のある雰囲気作りを心掛けることが大切。

 

場の空気は、

ポジティブ、ネガティブ、無関心というパターンに分け、

パターンごとに、感情に寄り添った対応をしていくことが、

議論を成功に導くために必要なスキルである。