1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけをシンプルに伝える技術

伝えたいことがうまく伝わらず、

仕事が思うように進まないことに悩んでいる

ビジネスパーソンや事業主の方はいませんか?

 

自分の主張を相手に正しく伝え、

相手に行動を促すためには、

身につけなければならないテクニックがあります。

 

書籍のタイトルの通り、

「1分で話せ」ということではありますが、

具体的に深堀りして、明日の自分に活かせるようにしましょう。

 

 

まず我々が理解しておかなければならない前提として、

「聞き手はあなたの話の8割は聞いていない」ということにあります。

 

それゆえに、あなたは、1分で説明ができないようであれば、

例え何時間かけて説明しても、相手には伝わらないという現実なのです。

 

そして、あなたの説明のゴールは、

「理解してもらうこと」ではなく、

「話を聞いた後に、相手に行動を起こしてもらうこと」です。

 

相手に行動を起こしてもらうには、

左脳と右脳で理解してもらうこと、

つまり、論理的にかつ感情的に理解してもらうことが要件です。

 

そのためには、

ピラミッドストラクチャという思考法が有効です。

 

まず、ピラミッドの上には、

主張・結論が位置づけられます。

 

あなたが、相手に伝えたいこと、

動いてほしいことがトップです。

例えば、「禁煙をしてほしい」にしてみましょう。

 

その下に、主張を下支えする根拠

なぜ相手があなたの主張・結論に応じて動かなければならないのか。

それを支える根拠を3つ列挙してみましょう。

「タバコは体に良くない」

「タバコを続けると、コストがかかる」

「タバコをやめると人に好かれる」

 

ここまでは、論理的な話です。

次に相手に、具体的なイメージを持ってもらうことが重要

 

最後に、根拠の下に事実・具体例を列挙し、

より自分事としてイメージできるよう説明を補強します。

 

例えば、

厚労省の調査では、肺がんのリスクが高くなると報告されている」

「タバコを吸う人は、月に9,000円弱の費用が掛かっている」

「アンケートで、〇%の人が、タバコを吸わない人のほうが好きと答えている」

 

これらを、1分でまとまるように、

言葉を工夫し、説明を工夫することで、

相手にわかりやすく動いてもらうことができるようになる。

 

また、1分説明するためには、資料を用意したりもするでしょう。

もし、スライドを使って説明するのであれば、

グラフや絵を使って、すっきり簡単に表現するのも気を付けてほしい。

カタカナ言葉は極力、中学生でもわかる言葉に言い換えよう。