LISTENー知性豊かで想像力がある人になれる

スマホSNSを使いこなしてるのに、

孤独感や寂寥感が一向になくならない。

 

誰かといつでも繋がっているはずなのに、

なんとなく満たされない感じはしませんか。

 

スマートフォンが普及し、

ソーシャルメディアが当たり前の世の中になって、

私たちは、相手の話を「本気で聴く。ちゃんと聞く」

という経験は少なくなりました。

 

私たちのコミュニケーションは進化を辿り、

より早く、インスタントにできるよう、

スマホ/SNSが下支えしてきたようにも思えます。

 

どうして、スマホSNSをするほど、

孤独感を感じてしまうのでしょうか。

 

また、なぜいまさら相手の話をじっくり本気で聴かないといけないのか。

相手の話を聞いたら孤独感がなくなるのでしょうか。

 

この本は、現代のわれわれのコミュニケーションに

一石を投じる一冊となっています。

 

目次

 

スマホは孤独を促進する

自分自身のことを振り返ってみよう。

誰かの話を聞いているとき、30秒くらいで

無意識にスマホをいじってないだろうか。

基本的に、人はあなたの話を聞いていない。

 

また、SNSや検索サイトで、

わたしたちは自分たちの好きな情報しか頭に入れない。

目の前の人からの情報よりも、

不特定多数の情報を信用する。

 

スマホ/SNSを使えば使うほど、

誰かと繋がってるような気はするけども、

誰もあなたの話に耳を向けてくれる人はいないと分かる。

 

これが、孤独感、寂寥感につながっている。

 

本気で聴くことが孤独感から解放される

相手の話を本気で聴くと何が良いのだろうか。

孤独さから解放されるのだろうか。

 

本気で聴くことで、

相手の考え方があなたの中にリフレインし、

あなたの価値観や世界観は広がっていく。

 

本気で聴くことは、あなたの人生を面白くする。

あなた自身を面白い人物にする。

 

あなたの中の「内なる声」が成長し、

いろんなことが整理でき、判断できるようになる。

 

氷山で表現される、

形式知暗黙知が広がり、

あなたの内なる声がより賢くなる。

 

 

本気で話を聞くことで多くの友人が出来る。

つまりは、孤独感から解放されるということだ。

 

本気で聴くにはどうすればいいか

本気で聴くとは、

相手の頭と心の中で何が起きてるのかを

真剣にわかろうとすることだ。

 

また、あなたに話をした理由や背景を

想像しながら話を聞くということでもある。

 

どうやったら、うまく会話のアンテナを張って、

会話の中の隠された意味や感情に気が付きやすくなるのか。

 

多くの人の話を聞くほど、

人間が持つ多様な側面に気が付くことが出来、直観力がさえる。

要は、経験を重ねるしかない。

 

また、本気で聴くとは

「あなたのことを気にかけているよ」と行動で示すこと。

相手の話を好奇心を持って聞くことだ。

 

また、相手に連絡を取り続けることは、

その人が何を考えてるかに耳を傾けることに他ならない。

 

気を付けるべきこと

反対意見にはアレルギー反応があるかもしれないが、

相手がなぜその結論に至ったのか。

そこから自分は何を学べるを知るためにも、

耳を傾けることが有益だ。

話を聞いたからと言って、同意する必要はない。

 

チームの話を聞くときに、

話の流れをコントロールしようとしてはいけない。

 

その話がどこに向かうとしても、

忍耐に自信を持つことにチームワークの成功がある。

 

相手にアドバイスしようと思って話を聞いてはいけない。

本来であれば、話して本人が対話を通じて、

自力で解決策を見つけるべきものだから。

 

また、「次に何を言おうか」と考えながら

話を聞いてしまうと、相手の話を聞き逃してしまう。

本気で聴くことからかけ離れたことだが、

ついついやってしまうことなので気を付ける。