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ビジョナリー カンパニー: 時代を超える生存の原則

「ビジョナリーカンパニー」とは、、、

 

 

ビジョンを持っている会社

未来志向の会社・先見的な企業

業界で卓越した企業、

逆風でもずば抜けた回復を見せる企業 等

(コロナ禍でも成長していた企業がそれかもしれませんね。)

 

重要なのは、

経営者個人のカリスマ性で成り立っているのではなく、

組織として成り立っていること。

 

ビジョナリーカンパニーは一見、

「素晴らしいアイデア」をもとに成功したように見えているが、

実際はアイデアも何もなく、できることを何でもやって

失敗を繰り返してきたという例も少なくはない。

 

ビジョナリーカンパニーは、

「現実的」な「理想主義」を抱えている。

 

ソニーやフォードのように、

会社が生き残ることで必死な時期にも、

基本理念というものを持っていた。

逆の例もしかりである。

 

重要なこととして、

ビジョナリーカンパニーに共通の理念はないが、

「基本理念がある」ということだけが共通している。

理念の中身については、各社さまざまである。

重要なのは、どこまで自分たちの理念を貫き通しているかである。

 

この考え方は、会社経営だけでなく、

自分自身のキャリアの考え方にも共通する部分が多いだろう。

 

以降では、基本理念とは何か、

また、ビジョナリーカンパニーを実現していくのに

何が必要な要素なのかを紹介する。

 

 

基本理念を分解すると、

「基本的価値観」と「目的」の2つの要素に分解できる。

 

「基本的価値観」とは、

組織にとって不可欠、不変の主義のこと。

いくつかの一般的な指導原理から構成され、

文化や経営手法と混同してはならないし、

利益追求や目先の事情のために捻じ曲げてはいけないもの。

 

「目的」とは、

単なる金儲けを超えた、

会社の根本的な存在理由のこと。

個々の目標や事業戦略といったたぐいのものではなく、

地平線のかなたに永遠と輝き続ける、道しるべの星であること

 

基本的価値観はイメージつきやすいが、

ディズニーをイメージするとわかりやすい。

”この世から想像力というものがなくならない限り、

ディズニーランドが完成することは無い。”

 

彼らは一つの方向を目指していくが、

その目的を完全に達成することは無いのである。

 

ビジョナリーカンパニーを実現するための

具体的な方法は、すくなくとも5つの要素が必要である。

 

①社運を賭けた大胆な目標(BHAGビーハグ)

Big Hairy Audacious Goalsの略

その目標は明確で説得力がある

社員の誰にとってもわくわくするような目標であること

その目標は不退転の決意とリスクを負って遂行すること

BHAGは、会社の基本理念に沿った、大きな目標であり、

会社の進歩を促すものとしての目標であること。

基本理念から道を外れてはいけない。

 

②カルトのような文化

まず、そもそもビジョナリーカンパニーは

だれにとっても良い職場だとは言えない。

理念への理解と同質化が必要となるため、

馴染めないものには馴染めないからである。

 

基本理念を維持、浸透させるための強力な文化として、

カルトのような文化が必要だということ

(勿論、ネガティブな意味でカルトという言葉が使われているのではない)

 

ディズニーランドのキャスト教育が、

分かりやすい例だといえるだろう。

 

③大量のものを試して、うまくいったものを残す

偶然の機会を活かし、積極的に活動すること。

壮大な事業計画でキレイにまとめられたものでは決してない。

うまくいったものだけを残し、

うまくいかなかったものを早く手直しするか捨てる。

 

大量に試して残すためには以下が重要

・なるべく早く試すこと。

・失敗は必ずあることを認めること。

・小さな一歩を踏み出すこと。

・社員に必要なだけの自由と裁量を与えること。

 

④生え抜きの経営陣

基本理念を維持していくために、

生え抜きの経営陣を育成し、維持する。

 

経営幹部育成・後継計画を定め、

社内の有力な後継候補をラインナップする

社内の人材にて優秀な経営陣を維持していく

 

⑤決して満足しないこと

決して達成することが出来ない「目的」を追いかけ続けるため、

自分自身に対する要求レベルが高いこと

 

途中で満足せず、現状を不満足だと感じるような仕組みづくり

将来のための投資を進めるのと同時に、

今の業績を良くすること

 

まとめ

基本理念と、具体的な進歩に向けて、

全体像を描き、すべての行動に一貫性を持たせることが成功の一歩。

 

一つの制度、一つの戦略や戦術、

会社の仕組み、文化規範などすべてに一貫性を持たせ、

繰り返していくこと

 

一貫性を持たせるうえでは、小さなことにこだわる事が重要。

些細な点でも言行不一致があれば、社員は矛盾を見逃さない。

組織として、大きな目標を達成できなくなってしまう。

 

また、世の中の流行に逆らっても、自分自身の流れには従うこと。

「これは(世間一般で)良い方法なのか」ではなく、

「この方法は当社に合っているのか、

当社の基本理念にあっているのか」を重視すること

 

 

なお、基本理念以外のすべてのものは、

いつでも、どんなものでも変更することが出来る。

絶対不変な基本理念をもとに、

大量な試行錯誤と変更にチャレンジすることが大事なのである。

歴史や慣例といったものに引きずられ、

見失ってはならない基本理念から外れないようにすること。

 

ビジョナリーカンパニーにとって、

最も優先すべきことは基本理念に合っているかということである。