新卒が研修期間中に習得すべき5つのスキル①「コミュニケーション力」

目次

 

はじめに

新人の皆さん、
まずはご入社おめでとうございます。

 

入社式が終わって、研修が始まり、
初任給が楽しみかと思います。

 

これから研修も本格的になり、
だんだんと入社同期の差も
見え隠れし始めたころではないでしょうか。

 

今回は、新卒がはじめに
習得しておくべきスキルを
5つに分けて紹介し、
どうやって身につければよいかも
詳細に説明したいと思います。

※この記事は、新人はもちろん、
新人教育に携わる方にも、
教育プログラムを考えるうえで
参考になるような内容にしています。

 

5つのスキルとは
習得すべきスキルはつぎの5つです。

 

新人に必要な5つのスキル
  1. コミュニケーション力
  2. 論理的思考力
  3. アウトプット力
  4. プレゼンテーション力
  5. ビジネス哲学

 

1、2や4は
通常の研修でも学ぶことかもしれません。
身につけるべき優先順序、
また習得しやすさも鑑みて1~5の順で並べました。

 

では、コミュニケーション力から
紹介していきましょう。

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コミュニケーション力

新卒入社の1年目には、
コミュニケーション能力を
身につけることが最も重要です。

 

コミュニケーション力とは何でしょうか。

コミュニケーションとは意思疎通です。

 

相手の言いたいことを正しく理解し、
また、自分の伝えたいことを
正しく伝えるための力です。

 

以下に、コミュニケーション能力を向上させるために
取り組むべきことをいくつか紹介します。

研修期間の取組み内容

コミュニケーション能力を身につけるためには、
積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
同僚や上司とのコミュニケーションを増やし、
話し方や表現力を養っていきましょう。

 

ディスカッションやグループワークなど、
人前で話す場面がある場合は、
イメージトレーニングすることが重要です。

自分の話す内容を整理し、
自信を持って発表することが
できるようになりましょう。

 

聞き上手になることも、
コミュニケーション能力を
向上させるために重要です。

 

相手の話を注意深く聞き、
共感したり質問したりすることで、
相手との信頼関係を築くことができます。

 

上司や先輩にアドバイス
求めることも効果的です。

自分がどのようにコミュニケーション能力を
向上させることができるか、

アドバイスをもらいながら
スキルアップを目指しましょう。

 

これらの取り組みを通じて、
コミュニケーション能力を
身に着けることができます。

焦らず、継続的に努力を重ねていきましょう。

 

周りから信頼を得る

研修期間が終わると、現場に配属されます。

新人であるあなたは、
上司や先輩から信頼される必要があります。

 

しかし、仕事で信頼を得るよりも、
普段の振る舞いによって、
周りからの信頼を得る必要があります。

 

 

新人が信頼を得るには
  • 見た目としぐさ
  • 話題・挨拶
  • 人付き合い
  • 行動
  • ポジティブ思考
見た目としぐさ

周りに好かれる人は
アイコンタクトも瞬きも自然です。

相手の視線を注意深くいて、
相手の気持ちをつかんでいきましょう。

視線と気持ちを相手に配り、
人見知りをしないよう心がけましょう

 

笑顔と幸福度は比例します。
あなたの笑顔は必ず誰かを幸せにするので、
笑顔の贈り物をしましょう。

 

人は自分に似た人に、
安心感や信頼感を無意識に感じます。

 

短期間で相手の信頼感を得たいなら、
初対面の相手でも共通点を探したり、
相手に合わせてみましょう。

 

服装も相手に与える印象は大きいです。

相手に受け入れられることを考えたら、
相手コミュニティの雰囲気にあう
服装を合わせていくのも重要です。

 

先輩や上司の服装を参考に、
自分の見た目をコーディネートしましょう。
素直に服装について質問するのも良いでしょう。

 

話題・挨拶

人は自分自身に強い関心があるので、
自分を気遣ってくれるような相手には好感を抱きます。

 

相手の信頼を得るには、
相手に純粋な関心を寄せるのが良いでしょう。

 

例えば、次回会ったときに、
相手の関心について話題に出してみたり、
検索・購入することで相手との距離が近づきます。

 

上司や先輩との会話で、
話題に上がったものは検索したり購入することで
距離を近づけることが出来ます。

 

挨拶は最初のコミュニケーションで重要です。

挨拶だけでなく、一言追加して、
相手のテンションや自分のテンションが
上がるようなことを言うのが重要です。

 

「おはようございます」

「今日もいい天気で気分上がりますね」

という言葉でも、挨拶だけよりかは、
良い印象を持ってもらえるでしょう。

 

毎日出社したときの挨拶は、
これでもかというぐらい元気に挨拶しましょう。

挨拶で信頼してもらえるのは新人の特権です。

 

人付き合い

他人の成功を喜べない人は、
百害あって一利なし。

同期の活躍も喜べる人になりましょう。

相手が幸せになったといっても、
自分が不幸せになるわけでもありません。

 

自分の態度は、
人によって態度を変えてはいけません。

同じ態度でいることで
どんな人にも良い印象が伝わります。

 

過酷な部署に配属されたとしても、腐らず、
周りに染まることなく
きれいな心を持てるとよいです。

 

あなたはどんな部署に配属されましたか?
あなたの周りにはどんな人がいますか?
周りの人はあなたを映し出す鏡です。

 

心がけてほしいのは、
自分の内面が先にあって、
それに引き寄せられるように、
周りの人がいることです。

 

周りの人のせいで、
あなたの内面が
変わってしまったのではないのです。

今の現状に不満足な人は、
自分のセルフイメージを
変えようという意識を持ちましょう。

人間関係は損得勘定でもなければ、
コスパで判断してもいけません。

 

好かれる人は、
自分の学歴や職業を自慢することがありません。

相手の良いところを見つけて
ほめるのがうまいです。

 

周りは自分を映す鏡
つねに頭の片隅においておきましょう。

 

行動

周りから好かれる人は、
思いをすぐ行動に移します。
口先だけだと、嫌われてしまいます。

 

相手に情報を教えてもらったと同時に行動に移して、
その報告・感想を言える人が
さらに良い情報やチャンスをつかめます。

 

フットワークは空気並みに軽く、
ごちゃごちゃ考える前に即行動することが、
頼もしく思われ、他人から好かれます。

 

上司や先輩からの誘いは、
二つ返事で承諾するのをお勧めします。

 

自分が持っている欠点やコンプレックスは、
実は他人から見ると長所ということも多いです。

 

自分の欠点を恥じている気持ちが
相手に伝わってしまうくらいなら、
弱みを前面にさらけ出して、
周りに好かれるネタにしてしまいましょう。

 

また、恥をかくことを恐れてはいけません。

人生うまく切り開ける人は
恥をかく覚悟で行動ができる人です。

恥をかきながら頑張っていると
応援してくれる人が現れます。

 

だからかっこつけなくてもいいんです。
ゴールよりもスタート、
つまり動機を大切にして、
失敗を恐れずに進んでいきましょう。

 

新人なんだから、失敗したもの勝ちです。

 

ポジティブ思考

仕事に熱心な人は、
「~~しなければならない」と思いがちで、
マイルールが多く、他人を厳しく裁いてしまいます。

新人のときからすべてを
完璧にできる人はどこにもいません。

「じゃあ、まっ、いいか」の精神で
おおらかに構えましょう。

 

ポジティブな精神をはぐくむには、
自画自賛のセルフトーク
出来ることも大事です。

 

「流石自分だなぁ、この資料カッコイイ!なかなかやるなぁ」

自分をねぎらうことで、
良いパフォーマンスを生むことが出来ます。

自分の口癖は、自分の性格へすごく影響します。
自分のことを表現する口癖は肯定的な言葉を選びましょう。

決して、「自分は嫌われているから」とか、
「自分はダメだから」とかは、言わないようにしよう。

 

普通であれば、ネガティブな気持ちになりそうな出来事も、
(例えば、失恋や、陰口など)
自分にとって良い意味付けをすれば、
人生も人間関係もうまくいきます。

 

相手によっては、
あなたを批判してくる人もいるでしょう。

あなたを批判してくる人は、
その人自身に問題があるか、
あなたをコントロールしたいか。
またその両方が理由であることがほとんどです。

 

新人の時は、
いろんな人からいろんな指導があるかとおもいます。

すべての先輩、上司からの指導を
聞き入れる必要はありません。

 

教訓にすべき人ではないのであれば、
その批判は気にしないほうが良いでしょう。

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最後に

まずはコミュニケーション力について、
新人の時の心得を出来るだけ具体的に、
分かりやすく解説してきました。

 

難しいことを実行する必要はありません。

5つのスキルで一番最初に紹介したのも
コミュニケーションがすべての始まりであり、
誰でもできるということからです。

 

頭で分かっていても、
実際に行動に移せていますか?

 

研修が終わってから3か月たったら、
振り返りとして、
この記事を読み返してみてください。

では、次回は論理的思考力となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。