モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書

今回は、30代以下の、新しい時代を生きる「乾けない世代」を理解し、

どうやって自分らしく生きていくかを考えたい人へ届けます。

 

 

 

「乾けない世代」ってなんですか??

 

わたしたち30代以下の世代は、

物質的にも豊かになりました。

 

満たして満たしても乾くことのない渇望の時代から、

求めなくても大体何でもあり、満足できてしまう世代になってきました。

 

これを乾けない世代と言います。

 

わたしたちは金銭的な快楽よりも、

「意味合い」など他のものを大事にするようになりました。

 

例えば、誰もが聞いたことがあるような高級なお酒よりも、

誰かがつくった心のこもったお酒のほうがおいしいと感じますし、

安いお酒でも友人たちと飲むお酒は格別だったりします。

 

ファミレスで皆と飲む安いワインは最高!

 

マーティン・セリグマンが提唱する幸せには5つあると言います。

快楽、没頭、良好な人間関係、意味合い、達成の5つです。

 

一言に幸せって言っても、いろいろとあるんですね。

 

今までは、快楽や、達成に幸福を求めていました。

いまでは、良好な人間関係、意味合いに求めるようになっています。

 

私たち「乾けない世代」が充実した幸福感をもちながら生きていくには、

この2つを満たしていくことがポイントと言えるでしょう。

 

 

じゃあ、どうすればいいのさ?

 

 

それは、「他人から感謝されて、お金をもらえる仕事」をすることです。

そういった仕事をすることが、意味合いもあり、良好な人間関係を持続できます。

 

もうすこし詳しく解説しましょう。

他人から感謝されるには、

まず仕事とプライベートのバランスを取ります。

 

仕事に100%を注いでしまうと、

「他人に感謝されるには」という視点で物事を見れなくなります。

 

プライベートでは、世の中の様々サービスに触れ、

いわゆる「インサイト」(消費者心理)を洞察しながら、

仕事に活かせることはないかと自然と考えることが必要です。

 

世の中のサービスは、

「他人に感謝されること」を追求していますし、

わたしたちは、それらによって満たされていますので、

他のものに目を向けることは非常に大切です。

 

 

そして、仕事に活かせることはないかと、

自然と考えるようになるには、

自分がついつい没頭してしまうことが必要です。

 

没頭することによって、

ついつい仕事もプライベートも境目がなくなってきます。

 

 

没頭することは、「他人に感謝されること」に目が行くようになるだけでなく、

世の中に「新しい意味」を生む、

つまり、「お金をもらえる仕事」を生むための原動力にもなります。

 

「新しい意味」をもたらすためには、没頭すること、

人との違いやズレともいえる、「好き」や「偏愛」を突き詰めることです。

 

 

誰よりも「好き」って魅力的だね

 

ここで気を付けてほしいことは、

途中で他人に中途半端にアウトプットしてしまうと、

他社の基準や評価が入ってしまうので、

自分らしさを失われる危険があります。

 

まずはアウトプットは目的にせずに、

自分の好きを突き詰めていくことが、

わたしたち「乾けない世代」が幸せに生きていくための手段であり、

自分らしく生きていくために、必要なことだといえるでしょう。

 

なお、自分の好きを突き詰めていくために、

参考になる書籍をレビューしていますので、

こちらも興味あれば読んでみてください。

 

biz-book-review.hatenablog.com