なぜ今ローソンが「とにかく面白い」のか

ローソンの企業努力や仕組みを知るには適した一冊

簡単ではあるが以下にポイントをまとめた。

 

 

 

 

 

 

2010年、女性層をターゲットとしたローソンは、

女性が本当に求めている美味しいスイーツ、

プレミアムロールケーキ」を開発。

 

ローソンはスイーツも充実してますね

 

 

爆発的なヒットを生んだローソンは先行者利益を確立するため、

広告PRやモンドセレクションの受賞などにより、

自社スイーツブランドを確固たるものに成功した。

 

低糖質なブランパンについて、

ニッチではあるが確実に需要があるということを知ったローソンは

女性志向かつ健康志向のポジショニングへ舵を切ることとなる。

 

健康志向としてローソンはトレーサビリティのとれるよう、

地元農家と契約しローソンファームを運営。

添加物無し、素材のうまみを十分に生かすため、

加工工場にもテコ入れし、美味しく健康的なものを提供していく。


商品販売戦略としては、Pontaデータをフル活用し、

様々な地域、商品と多様化する情報を分析し、

顧客の動向をキャッチし売れ筋商品や新商品の販売戦略を考えている。

 

また、ローソンは地域密着を重視しており、

FC制だけではなくMO制度(マネジメントオーナー)を採用している。

地域から信頼されている人材に複数店舗を任せた方が効果的だと判断しているのだ。

そのような人材が増えるよう本部としては、

出来る限り負担のかからないよう対応し、

また出来る限り現場の声を吸い上げて運営に活かしている現場重視な企業である。

 

健康志向に話は戻るが、

近年では医薬品を提供する店舗や介護相談窓口を設置している店舗が出てきている。

より地域に密着しながら、顧客の健康を考えているというメッセージが伝わる。

 

今後も女性志向、健康志向、地域密着というキーワードをもとに

様々なサービスを提供していくのだと推測される。